出雲大社と併せてぜひ行っていただきたいのが、日御碕(ひのみさき)です。出雲大社からさらに7kmほど先で、車かバスで行けるスポット。大社エリアから日御碕エリアまでの道中の海の眺めも絶景です。このエリアでは石積みの灯台としては東洋一高く、「世界の歴史的灯台100選」の選ばれている「日御碕灯台」、日本でも希少性の高いウミネコの繁殖地である「経島(ふみしま)」、国の重要文化財に指定されている「日御碕神社」などが、すべて歩いて行ける場所にかたまっているエリア。また、海の幸を楽しませてくれるお店もあり、お昼時に行くのもおすすめですよ。

日御碕灯台(ひのみさきとうだい)

高さ43.65mで最上部の展望台まで登ることもできます。さすが東洋一ということもあって登るのも結構大変ですが、ぜひチャレンジしてみてくださいね。展望台からは、日本海、すぐ横のおわし浜、1,600万年前に噴火した際にできた流紋岩が張りめぐらされている岸壁を見渡すことができ、かなりの絶景です。さすが岬の灯台の上ということもあり、風の強い日には自然をカラダいっぱいに感じられますよ。風が強すぎる日には展望台に出られないこともありますので、事前に確認をしましょう。

経島(ふみしま)

日御碕経島の夕日です。

角ばった岩がかさなる姿が経巻を重ねたように見えることから、この名前が付けられた。日御碕神社から沖100mに浮かぶ無人の小さな島で、神域であるため年に一回神職が立ち入る以外の出入りは禁止されている。ウミネコの繁殖地にもなっており、毎年11月中旬~7月初旬はウミネコでとにかくにぎわうこの島を近くの鳥見台から見ることができます。

日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)

日御碕神社の門です。

「日が昇る東の伊勢神宮、日が沈む西の日御碕神社」日御碕神社は日本の夜を守るよう勅命を受けたことから始まっている。この徳川三代将軍家光公の命により再建された権現造りの建物で、鮮やかな朱色国の重要文化財にも指定を受けた。日沈宮(ひしずみのみや)にはアマテラスオオミカミが、神の宮にはスサノヲノミコトが祀られている。神社の裏の山側から見下ろす日御碕神社の朱色とバックの海の蒼のコントラストは絶景。ぜひ日沈宮だけではなく右上に続く拝殿(神の宮)、荒魂神社、稲荷神社も参ってくださいね。

飲食・お土産屋エリア

日御碕駐車場のすぐ西側には、海鮮がメインの複数の飲食店やお土産屋さんがあります。お昼時に行けば海鮮丼や刺身、ボベ(主に山陰沖でとれる風味高いカサガイの一種)ご飯など、地元の海の幸が存分に味わえます。また海風にさらした干物は出雲のかおりを感じるお土産としておすすめ。ただし夕方には閉まっているのでご注意を。

アクセス・利用時間

施設名称 日御碕(ひのみさき)
住所 699-0763 島根県出雲市大社町日御碕455
宿からの行き方(公共交通機関) 一畑電車で電鉄出雲市駅から出雲大社まで20分。そこから一畑バス乗り換えて20分(終点)。
宿からの行き方(車) 出雲大社経由で35分
駐車場 日御碕駐車場、日御碕神社駐車場。いずれも無料


 

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