こんにちは、ヘルパーのしんです!!
先日 ツドリバ-RO- で関西からお越しいただいたグループの方々によってフラメンコのライブと簡単なワークショップが開催されました。すごく得難い経験になりましたので、感謝の気持ちとフラメンコをもっといろんな方に知ってもらいたいという想いを込めて記事を書きたいと思います。
フラメンコとは、もともとジプシー(定住せず移動しながら生活する民族)から生まれた音楽なのだそうです。(厳密にはジプシーに由来するフラメンコとスペインのアンダルシアに由来するものがあるみたいです)
僕は踊りと歌を聴きながら、ジプシーたちが世界を渡り歩く合間、食事の前や後などに踊ったり歌っている姿を想像していました。演奏してくださった音楽自体がとても陽気で、力強かったこともあり、もしかしたら明日のご飯を食べれるかわからない、いつどうなるかわからないジプシーたちが、それらの不安を吹き飛ばそうと、希望に満ちた明日を見ようとしてフラメンコの曲を生み出したのかな〜と思いました。
実際どうなのかはわかりませんけどね。想像ですよ。
それでも参加者全員が歌うことによって生まれた「空気」は、そんなことを思わせるくらいにとても喜びに満ちていました。
2018年に生きる僕たちもまた、未来がどうなるのかわからない時代にいます。人工知能などの急速な技術の発展によって、もしかしたらいま自分がしていることが全く役に立たなくなるかもしれない・・・。そんな不安がよぎる瞬間もあるかもしれません。
不安が出ること自体は人間ですもん。素晴らしいことだと思います。
でもその不安に取り込まれてしまうと、何もできなくなってしまったり、現実から目を背けたりしてしまいます。少なくとも僕はそうでした。
だから不安ではなく、希望で未来を見ること。不安が起こったとしても、喜びに満ちた未来はあると確信すること。それをフラメンコは教えてくれるような気がします。
ジプシーたちがおそらく考えていたように、新しい土地でもなんとかなるさ!と必要な準備をしたり、いまの自分に捉われずに柔軟に変化していくこと。それはいまの時代にも求められることなのかもしれませんね。
そんなことがふと頭をよぎった日でした。
△フラメンコのあとにみんなで芋煮会をしました!
フラメンコのグループの皆さん、そして集まって場を盛り上げてくださった皆さん、ありがとうございました!