ヘルパーに興味がありながらも、一歩踏み出せずに迷っている方のために、
いとあんヘルパースタッフが、完全に主観で、
「現代のオアシス、現代の泊まり木」であるゲストハウスでヘルパーをやるべき理由をいくつか挙げてみようと思います。
そもそもゲストハウスでのヘルパースタッフとは・・・?
滞在するにあたって、宿泊料を無料にする代わりに、
ベッドメイキングや宿の掃除などをお手伝いいただくという制度です。
滞在期間中に空いた時間は観光をするもよし、旅行者やスタッフと交流するもよし、
好きなように過ごすことができます。
もし現在あなたが、立ち止まっていて、次の一歩をどう踏み出そうかと思案しているなら、ゲストハウスに滞在しながら、ゆっくり考える時間をつくってみるのもいいかもしれません。
労働契約書ではなく、信頼で結ばれる関係が築けるかも
お金が絡まないこと、これがゲストハウスヘルパーをやる大きなメリットだろうと思います。手伝ってほしいゲストハウス側とお金をかけずに滞在したい働き手(ヘルパー)が、お互いの足りないものを補足することで成り立っています。まずはお互いが提供するものをしっかりと提供する、それは信頼関係でしか結ばれていない、弱く脆いけれど積み重ねていくと強固なものに成り得る不思議でおもしろい関係です。
生活の知恵が学べるかも
ヘルパーをやることになったら、基本的には毎日の掃除が日課になると思います(週に何日か休みがあるなど、ゲストハウスによってまちまちです)。軽い運動になるのはもちろん、身体を動かしながら自分の内面と向きあう貴重な時間となります。これもまた少数派かもしれませんが、逆に掃除がない日はどこか物足りなく感じることがあり、自分でも驚いています。また、いとあんでは週に一回料理当番が回ってきます。料理も日常生活を豊かにする術のひとつ、ゆるゆる楽しく学ぶことができます。みんな料理初心者からのスタートなので、これまで料理したことがないという方でも大丈夫です!
時間が取り戻せるかも
毎日の掃除はゲストハウスによって当然違いますが、一日だいたい2~4時間くらいの間で終わることが多いと思います。空いた時間は好なように過ごすことができるので、観光はもちろん、勉強に使うのも良し、ほかのスタッフやゲストとの交流に当てることができます。
例えば、いとあんではタイミングによって短期のアルバイトを紹介できることもあるので、空いた時間に小金を稼ぐこともできるかもしれません。また、朝昼晩と三食提供しているので、食費を気にせず滞在できますよ。
わたしが一番最初にゲストハウスのヘルパーをやったのが、ここ「いとあん」でした。ここでの生活がおもしろくて、その後いくつかのゲストハウスでヘルパーをすることになりました。そしてまた短期間ですが、ここに戻ってきてこのブログを書かせてもらっています。ヘルパーをやろうかどうか迷っている人がいたら、思い切って飛び込んでみてはいかがでしょうか。最近はゲストハウスの数も多くなってきていて、すでに身近な存在になりつつあるかもしれません、そのなかで「いとあん」をひとつの選択肢として入れていただけたら嬉しいなと思います。ではまた!
(5月9日 渡辺カケル)