大切にしていること
![ゲストハウスいとあんの廊下](/wp-content/uploads/2019/06/itoan-corridor2.jpg)
いとあんは昭和20年代に職人さんが丁寧に建てた旅館をそのまま利用しています。このつくりを出雲におとずれたひとたちに気軽に味わってもらうことができます。和室の趣をひとつひとつ感じてもらうため、客室にはベッドはおかずに畳を残しました。そうすることで、どのお部屋のどの角度からも飾り窓や床の間、欄間の意匠が十分に見られるようになっています。
出雲のみりょくを
![ゲストハウスいとあんのこだわり](/wp-content/uploads/2019/06/itoan-woodboard2.jpg)
出雲のことをより知っていただけるようにラウンジ(ツドリバ-RO-)には出雲に関わる本や雑誌を揃えています。スタッフからもオススメの観光地や飲食店などを紹介しています。
出雲のものを
![ゲストハウスいとあんの床の間](/wp-content/uploads/2018/02/itoan-tokono-ma.jpg)
ふすまやディスプレイには地元の斐伊川和紙を利用するなど、室内の装飾はできるだけ地元のものをおいております。
たいせつな、ものたち
![](/wp-content/uploads/2018/02/itoan-tokonoma-700x467.jpg)
床の間
床の間についても全客室で異なったデザインとなっております。昔から床の間にはその建物の守り神がいらっしゃる場所と考えられております。そのため床の間の裏側はあえて壁材を塗らないことによって、その建物がまだ未完成である(=守り神がいる必要がある)ことを示しています。そのようなつくりも忠実に守ってつくられています。
飾り窓
窓の形・デザイン・模様ガラスの柄は、全客室でそれぞれ異なっております。模様ガラスについては現在は既製品がほとんどですので、さまざまな柄を楽しめる建物は全国的にも少なってきております。
![出雲ゲストハウスいとあんの内観](/wp-content/uploads/2019/06/itoan-hikawawashi2.jpg)
斐伊川和紙
斐伊川和紙とは、古事記のヤマタノオロチ伝説の舞台でもあった斐伊川中流沿いでつくられている和紙です。江戸時代にもっとも盛んで、当時は400件もの紙屋が並んでいたそうです。地元の本物に触れてもらうため、全室のふすまを斐伊川和紙にしております。また、床の間のディスプレイも斐伊川和紙のものを飾っております。